バッサーノロマーノ
聖ヴィンチェンツォ修道院レポート3
聖骸布
聖ヴィンチェンツォ修道院には、聖骸布の写真がずらりと並んでいました。聖なるものとされているのでしょう。トリノの聖骸布はキリストの死後、その遺体をくるんだとされる布です。また、十字架を背負ってゴルゴタの丘を登るキリストを哀れみ、聖ヴェロニカは汗を拭うためのヴェールを渡しました。すると、そのヴェールにキリストの顔が現れたとされています。それが聖ヴェロニカの聖顔布です。
のどかな自然に囲まれた聖ヴィンチェンツォ修道院
最後に、ナルディ博士と聖ヴィンチェンツォ修道院内を散策しました。バッサーノロマーノには豊かな自然があります。シダーウッドの森に囲まれ、森の中にはハーブなどが沢山自生していました。また、イタリアの生活では欠かせないオリーブの木たちもずらりと並びます。修道士さんたちは静かなで素敵な森に囲まれ、これからも「Ora et Labora」(ラテン語で祈りと労働)の下で、平和で献身的に働き、生活をしていくのでしょう。