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〜1000年の時を経て〜古き良き歴史と伝統を伝えたい…イタリア修道院とナルディ博士のナチュラル製品

ポプリの作り方

   雑貨屋さんなどでよく見るポプリ、色とりどりの植物と香で私たちを癒してくれます。そんなポプリもご自身で簡単に作ることができます。もちろんポプリにする植物も必要ですが、必ずしも植物を育てる必要はなく、切花や近所にある草木などでも作ることができます。

ポプリの作り方のポイント

 ラベンダーやユーカリなどはそれ自体で程よい香りを持っています。植物自体にも香りがありますので、混合する植物もある程度考えるほうがよいと思います。ですので、乾燥植物をベースに香り付けするエッセンシャルオイルやフレグランスオイルを準備します。植物の香りはそのエッセンシャルオイルと若干違う場合も多いので、香りの強い植物を最小限に、香りが少ない植物で構成し、オイル主体に香り付けするのも一つの方法です。
 また、ポプリは見た目にも楽しいものです。ただ草の色だけでは寂しいので、ワンポイントとなる色鮮やかな花を付け加えましょう。身近であるならローズが最適でしょう。切花から取ってくるのも良いと思います。花は切花などでは仕方ないことですが、開花した花は乾燥させると崩れやすくなりますので、開花前のものが良いです。
 様々な色があると鮮やかですが、時には見栄え良く感じないこともあります。作りながら量の調整や省くなどするとよいでしょう。

 今回使用する植物は以下の通りです。近場にあったものを選びました。

  • エキナセアのイメージエキナセアの花
    (Echinacea purpurea)
  • ユーカリのイメージユーカリの葉
    (Eucalyptus globulus)
  • ラベンダーのイメージラベンダーの花
    (Lavandula angustifolia)
  • ローズマリーのイメージローズマリーの葉
    (Rosmarinus officinalis)
  • ヘンルーダのイメージヘンルーダの種子
    (Ruta graveolens)
  • コモンセージのイメージコモンセージの葉
    (Salvia officinalis)
  • ヤロウのイメージヤロウの花
    (Achillea millefolium)
  • ローズのイメージご近所のローズ

作り方の手順

  1. ラベンダーの乾燥のイメージ 採取してきた植物を乾燥させます。ざる等に疎らに置いて、風通しの良い日陰で出来る限り湿気を避けてください。もし風通しが不十分で湿気がたまりやすいのであれば、シリカゲルなどの湿気取りを置いておくと良いでしょう。直射日光は絶対に避けてください。
  2. 乾燥させた植物(ポプリ)のイメージ 湿気や気温によって違いますが、乾燥までにはおよそ一週間から10日位かかります。ある程度乾燥していないと虫が付いたり、腐ったりしますのでご注意ください。
  3. 香り付けの準備のイメージ 乾燥させた植物に香り付けするために、密閉できる容器や透明のポリ袋を用意します。崩れてほしくないワンポイントの花や植物は一緒に入れません。写真はエキナセア以外の植物を適度な大きさに切って入れいます。植物は好みの大きさで特に切る必要も無いですが、ある程度切ったほうが混ざりやすく、満遍なく香り付けもし易くなります。
  4. ポプリの香り付けのイメージ 香り付けを行います。今回はユーカリ・ラベンダー・ローズマリーと、強い香りを持つ植物を使っています(セージもヘンルーダも強い香りがあります)ので、エッセンシャルオイルを入れなくてもかなり香ります(すごく独特な香りです…)。今回は、ローズエッセンシャルオイルとベルガモットエッセンシャルオイルで香り付けしました。香りの表現は難しいですが、香水のような高級感ある香りに仕上がりました。香り付けが終わったら良く振って混合し、省いておいたワンポイント植物を入れてから密閉し、数週間から一ヶ月程度熟成させます。
    ※エッセンシャルオイルは香りなど成分が凝縮されています。お好みの量を入れるとよいのですが、一滴でもすごく香り高くいので、10滴も20滴も入れすぎには注意が必要です。癒してもらうポプリを作るつもりが逆効果となる場合もあります。
  5. ポプリ完成のイメージ 熟成が終わったら、お好きな器などに置いてポプリを楽しんでください。香りが少なくなったら、エッセンシャルオイルやフレグランスオイルで香りを足せば、持続的に使用できます。
    香りの組み合わせは、ご自身のお好きな香りを組み合わせれば良いですが、迷った場合は以下ページを参考にして頂き、お好きな香り作りにチャレンジしてください。
    フレグランスオイル・香りの組み合わせ

※植物の種子を使用する場合、種を落とすとその場所で成長する場合があります。ハーブなどは自生力の強いものも多く存在しますので、取り扱いには注意してください。

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