アイモナステリのミツバチ製品
ハーブ・薬草など育てて煎じ薬や薬酒を作り、病と闘い人々を元気づけてきた修道士たち...それら植物を育てる傍らには、常に「ミツバチ」の存在があります。
植物と共に生きるミツバチと修道士達
植物が交配するためには昆虫たちが重要な役割を果たします。中でも飼育できる蜜蜂は、植物栽培には好都合でした。こうして植物を育てるため、養蜂することによって嬉しい副産物もあります。その代表が「蜂蜜」です。
働き蜂の寿命は約1〜2か月
その一生をかけて作れる蜂蜜は
わずかティースプーン一杯修道士たちはその貴重な蜂蜜に感謝し、様々な用途に使用してきました。例えばファブリアーノの山岳地にあるモンテファノ・聖シルヴェストロ修道院では、独自の製法で蜂蜜をお酢に変えて栄養源として活用してきました。今でも院内で採られた蜂蜜が並んでいる修道院を、イタリア各地で見る事ができます。修道士達の修道生活の隣には、常にこの小さな生命の存在があったのです。
アイモナステリと蜂蜜
アイモナステリの創始者はドメーニコ・ナルディ博士。1800年代後半、彼は医師として東アフリカに渡り、そこで原住民の植物の使い方などを研究してその知識を修道院と共に現代まで伝えた人です。
ドメーニコ博士はそれ以外にも「ミツバチ達」についても研究しています。空気にほんの数時間さらされるだけで酸化してしまうローヤルゼリー。彼は、エジプトのピラミッドのなかで保存されていたローヤルゼリーの保存システムなどを研究してある物質を見つけ出しました。
オッシメーレ(ossimele)後にこれを使ったアイモナステリの物作りの技術が、イタリアで特許を持つこととなります。
歴史と伝統は受け継がれて現在へ
ナルディ博士の代表著書・蜂テラピー アイモナステリは現在、4代目のウンベルト・ナルディ博士に受け継がれて運営されています。ウンベルト博士は植物薬理学などを大学で教える教授であり、他に蜜蜂の研究者として専門書を執筆したりとイタリアで活躍しています。
ナルディ一族の薬草や蜜蜂に関する知識と、イタリア各地の修道院が持つ経験と知識が織り合わさり、アイモナステリやイタリア各地の修道院の製品が出来上がります。その中でも、「ミツバチ製品」はアイモナステリを代表する製品で、「蜂蜜」はそれらの中でも中心となる製品なのです。