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〜1000年の時を経て〜古き良き歴史と伝統を伝えたい…

グラッパのお話

   「ワインを造るために絞ったブドウのかすを蒸留することによってできる、アルコール含有の液体」
これがイタリアを代表するとも言えるこのリキュールの定義です。その起源は非常に古いため、正確な記録はありませんが、最も古い初歩的な蒸留器の発見は、紀元前4000年のメソポタミアにまで遡ります。それから後は、ヘレニズム時代にいくつかの痕跡が残っていたり、アラブ地域で紀元600〜800年代の間に蒸留技術の研究が始まったことなどが分っています。

アックアヴィーテ...生命の水

 かつて人々はワインとブドウの絞りかす(ワインを造る工程ででた残余物)からできた「アルコール・ワイン」、「アルデンス水」と呼ばれる蒸留酒を造っていました。サレルノ医学学校(1100年)では、現代にまで「マジステル・サレルニタヌス」の法典(1167年)によって伝えられている「アクア・ヴィターエ(生命の水)」を一般的に治療用に利用していました。ちなみに、ここからイタリア語で「グラッパ」と同義語として使われる「アックアヴィーテ」という名称が生まれたのです。グラッパは、この時期からその本当の歩みを医療分野においてはじめ、その後「心と体を癒す、生気に満ちたリキュール」と呼ばれ一般の人々に愛されるようにまでなりました。

 ヴィッラノーヴァのアルノルドは、グラッパを「すばらしい、真の不死の水である。」と絶賛していました。若くても、熟成させた後でも、洗練されていて力強い味、そして繊細だけどはっきりした風味を持っているグラッパは、世紀を越えたイタリアの伝統の蒸留技術に支えられて、最高のブドウ品種の絞りかすから製造されます。

原料ゆえ...貧しい人のリキュール

 グラッパは、その原料が絞りかすであるため「貧しい人のリキュール」と呼ばれており、このリキュールの由来は遥か昔に遡ります。かつてアラブ人だけが蒸留技術の秘密を知っており、これをアラブ人やあるイタリア南部の修道会がその技術をイタリアに持ち込みました。それから、その蒸留技術はかなりの改良を繰り返されています。

 一方、本物のイタリア・オリジナルのグラッパは、ここ数年、高価で人気の高いリキュールとして評価されています。ブドウの絞りかすを蒸留することによって造られるグラッパは、適量の摂取であれば、あなたの健康や消化の助けとなりますし、お茶(紅茶)に混ぜて飲むと心地よい香りのするまた別の飲み物として楽しむことができます。

グラッパの種類

 Ai Monasteri のグラッパの種類は4カテゴリーに分類することができます。

若いグラッパ
6ヶ月間のみの熟成されたもの
熟成グラッパ
香りや風味をつけるために、木製の容器で1年以上熟成されたもの
芳香グラッパ
蒸留工程である特定の香りをグラッパに伝えることのできる1種類のブドウ品種の絞りかすから製造されたもの
風味グラッパ
果物や香辛料を蒸留して得られたエッセンスなどを浸すことによってある特定の風味を得たグラッパ

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